ご依頼の着手待ちの重整備が進み始めました。
モノサス 空冷ツイン R80 のカスタム車 のシフトレバーが空振りする故障の修理依頼です。
２ndより上の シフトアップ シフトダウン は出来るが、2ndからLoに落とせない、NからLoに落とせないというもので、これに近い症状は5万km以上走った空冷ツインによくある持病ですが、モノサスの世代では発生頻度は少ないです。
シフターの脱進機構のスプリングが消耗してシフトアップは出来るがシフトダウンが出来なくなる故障は、2サス世代の5万km以上走った空冷ツインによくある持病です。
しかし、モノサスの世代では発生頻度は少なく、何十万kmも走った個体でないと、そうそう経験する事のない故障で、発生の仕方もLoに落ちないという限定的なもので、立ちゴケした際に シフトレバーをぶつけたからかも.. という疑いをもってお預かりしました。
画像は、20年前に作ったSSTで 軽く焼嵌めされているベアリングから背面のフタを剥ぎ取り、開いたところです。
これからつぶさに調べてゆきますが、致命傷は無さそうです。
部品はストックで充分対応できそうなので、待たせていた他の重整備の部品手配はそのまま追加無しに流すとして...、
サテ、Loにだけ落ちなかった原因は如何に？
何がどうなっています事やら... 。
Motoholic
東生駒の BMW空冷ツイン好きなオートバイ屋です。
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