只今、先日車検を通した R100R のキャブレターを洗浄中です。
受検時は、致命的だった右のスロージェットのエアブリードだけスプレーで局所的に洗浄して通しましたが、前回車検時に予想していた通り、どうにも放置できなくなって、分解＆ドブ漬け洗浄しました。
＜受検時の応急処置＞
パイロットジェットのエアブリードの閉塞のみを洗浄。
....この個体は、10年前くらいに一度、軽くキャブレター分解洗浄しているのですが、その後、年1回、シーズン・インの点検入庫でスプレーでエアブリードポートの簡易洗浄だけで済ませておりましたが、今回の車検整備前に半年以上休眠させられていて、アイドルを維持できなくなっていたり、パイロットスクリューが固着していたりしていましたので、メインアトマイザ と パイロットジェット を 抜き取った状態から判断して、分解ドブ漬け洗浄に踏み切りました。
簡易洗浄だけでは、中間加速のモタつきを回復出来なくなってきていたので、また、燃調パーツの腐食も 負圧ピストンバルブのカーボン堆積も ガマンの限界といったカンジだったので、丁度良いタイミングだったのではないでしょうか... 。
外観は塩カル付着、内部は(ガソリンから生成した酸分のせいか)腐食し始めており、なかなか手ごわかったです。
＜洗浄前＞
＜部品洗浄後（組立直前）＞
化学洗浄だけではここまで取りきれず、一部、柔らかい真ちゅうブラシでブラッシングして腐食層を取り除いてあります。
Motoholic
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