<Progress Info.>
先日、キャブレター洗浄していました R100R ですが、ようやくロードテストで納得ゆく結果が得られ、作業完了の目処が立ちました。
...ので、やっと次の案件に進むことが出来ます。
入庫済重整備/着手待のR100GSは、先ずは 部品単品加工外注の為の分解 と 調査分解をしつつの部品手配 を至急に、当店にとってイレギュラーのBMW以外の車種は少々様子見ではありますが、其他の軽整備のご依頼は、出来るところから 片っ端から入庫のお声掛けしてゆきますので、宜しくお願い致します。
<Load Test>
当店でいうロードテスト は Load Test の事で、負荷をかけて力行(りっこう)させてエンジンフィールを評価する事を指します。
リッタークラスのエンジンで(シャシダイナモ無しに)安全にそこそこの負荷をかけるとなると 充分な道幅と急な勾配のある道路に、画像の如く 交通量の少ない深夜に調整工具を積んで出走します。
単純に評価するだけならば簡単ですが、調子を崩した個体の復旧となると良い状態を見出すまで 路肩でプラグを見たり 燃調や電気位置を少々いじっては ひたすら試走を繰り返し、ダメならショップに戻っていじり直して再び出走します。
今回の個体は概ね10年前にある程度キッチリ仕上げてあったのですが、酷くキャブレターの状態を悪くしてしまっていたところからの復旧で、洗浄で元の状態にさえ戻せば一回の出走で作業完了するだろうと高を括っていたのですが、なかなか どうして、こまごました改善/調整を繰り返し、延べ 三晩もかかってしまいましたが、スローからのブリッピングの “ばばバブ~ン” という Φ40Bing 搭載特有の吹き上がりも、軽二輪並の吹きの軽さも 復活しました。
=登坂でのプラグチョップの結果(BINGΦ40標準set BP6ES)=
着手初期
完了
低速域でスロー偏重使用でもほとんど変わらず。
Motoholic
東生駒の BMW空冷ツイン好きなオートバイ屋です。
メンテナンスの受入には条件がございます。
初診のお客様は事前にご確認くださいますよう。
当店では、こちらからの車検のご案内を致しておりません。
車検の御用命は、2か月前までに御予約をお願い致します。